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第28回(2005年10月12日放送)註釈

公式ブログ(10月12日分)

収録→10月12日(放送当日)昼〜夕方に収録

水曜WANTED!初のゲスト、水道橋博士を迎え放送。(→博士の当日の日記


27:00

■すーいすーいすーだらだったすらすらすいすいすい〜

クレイジーキャッツ「スーダラ節」の一節。番組後半でも歌う。

結成50周年 クレイジーキャッツ コンプリートシングルス HONDARA盤

結成50周年 クレイジーキャッツ コンプリートシングルス HONDARA盤


■岐阜に行ってきた(大谷)

野外フェス『OTONOTANI』のこと。(→公式サイト)大谷が参加したのは1日目(10月9日(日))。踊った後そのまま寝てしまい風邪をひいたらしい。(雑誌『nu vol.2』より(→公式サイト))

    • 『nu vol.2』の大谷能生磯部勉の対談は放送当日夜に収録。ちなみに、同対談では『エスプレッソ』メンバーによる『エスプレッソ』についての短いエッセイやWANTED!月曜日担当のライムスター宇多丸による水曜へのコメントなどが掲載されている。

nu 02

nu 02


大友良英

日本のギタリスト/インプロヴァイザー。(→公式サイト

大友良英のJAMJAM日記

大友良英のJAMJAM日記


水道橋博士

漫才コンビ浅草キッドのひとり。(→公式ブログ「悪童日記」

お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫)

お笑い 男の星座2 私情最強編 (文春文庫)


猫ひろしのとこ

WANTED!木曜日は城崎仁猫ひろしがパーソナリティだった。WANTED!枠ができて2年間パーソナリティが変わらなかったのは木曜と火曜のバナナマンだけだった。


安田大サーカス

団長・クロちゃん・HIROからなるお笑いトリオ。松竹芸能所属。団長とHIROの攻撃を受けるクロちゃんのバンプにはプロレスファンからも定評がある。


■菊地と博士は実は一回会っていた

90年代、高円寺のダイドードリンコ自動販売機で。博士は全く覚えていなかった。


江頭2:50

日本のコメディアン。黒タイツと首倒立と布袋の「スリル」。「1クールのレギュラーより1回の伝説」をスローガンに数々の伝説を残す。


■中野・高円寺派

お笑い芸人は家賃が安く都会にアクセスしやすい中野〜高円寺に住むことが多いと聞いたことがある(『カンニング竹山生はダメラジオ』では、たいてい飲み会の話は中野の居酒屋だった)。


安田大サーカスと対談

クイックジャパン59号』および菊地成孔サイコロジカルボディブルース解凍』に所収。前者は安田大サーカスへのインタビュー、後者は対談という形式をとっており、内容も異なる。

クイックジャパン vol.59

クイックジャパン vol.59

サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍 ~僕は生まれてから5年間だけ格闘技を見なかった~

サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍 ~僕は生まれてから5年間だけ格闘技を見なかった~


■『kamipro』の対談

数日前に予定されていた対談が延期になり、WANTED!が初対面になってしまった。この対談は10月25日に行われ、『kamipro no.93(12月号)』に掲載されている(P41〜48)。内容は放送内容から一歩踏み込んだ格闘の話、前田の話、『紙のプロレス』の話。


水道橋博士のブログに『解凍』の感想が載った

2005年8月1日の日記のこと高円寺文庫センター(→公式ブログ)で勝手にポップにされてたらしい。

サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍 (白夜ライブラリー001)

サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍 (白夜ライブラリー001)


■スネークピットジャパンの宮戸さん・・ビルロビンソン

スネークピットは「キャッチアズキャッチキャン」を掲げるイギリスの名門ジム。(→公式サイトビル・ロビンソン(Bill Robinson)はその日本支部であるスネークピットジャパン(99年4月〜)のヘッドコーチをつとめる。宮戸優光は代表。2008年9月、IGF(猪木ゲノムフェデレーション)(→公式サイト)と協力関係を結ぶ。

人間風車ビル・ロビンソン自伝―高円寺のレスリング・マスター (BLOODY FIGHTING BOOKS)

人間風車ビル・ロビンソン自伝―高円寺のレスリング・マスター (BLOODY FIGHTING BOOKS)


ナンシー関はテレビに出るのを自粛した

関わると書きづらくなるから。菊地はそのタイプで、博士はその逆で、関わることでものを書くという、ふたりの対比がおもしろい。

何の因果で (角川文庫)

何の因果で (角川文庫)


前田日明

プロレスラー。白倉由美の漫画にも模したキャラクターがたくさん出てくる。

月刊Gスピリッツ Vol.3 (DVD付き) (タツミムック)

月刊Gスピリッツ Vol.3 (DVD付き) (タツミムック)


堀江ガンツが前田に肋骨を折られた

通称・前田日明エカテリンブルグ説教事件。『紙のプロレス no.84』(2005年2月発売号・前田日明復活大特集)で前田のスカウトに先見の明があるかないかという対談の堀江ガンツの発言(ちょこっと見ただけで連れてきた=ノゲイラヒョードルを連れてきたという神話の根幹を揺るがす記事)を見た前田が、ロシアのエカテリンブルグでガンツに暴行(正拳突きを2発。肩口に1発、胸に1発)。そして「肋骨の軟骨骨折の疑い」(“疑い”なのは、アバラの軟骨は折れてもレントゲンに写らないため)があることが『no.91』で判明。
水道橋博士の取材によると、現場には高阪と金原がいて、高坂曰く「あれはドッキリだ。目配せしてやっただけだから前田さんは怒ってるわけじゃない」ということで、ガンツに話を聞くと「高坂さんは知らないだけで、前田さんと金原さんがふたりで『ガンツだけはしめなあかんな』という話があったらしい」ということらしい。

    • このエピソードに対する「ドッキリ?“ポッキリ”じゃなくて?(笑)」という菊地の反応は秀逸だった。


ルドルフ・シュタイナー

前世紀の思想家。オカルトっぽいなあと思ってたけどどうなんだ。

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (ちくま学芸文庫)

いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか (ちくま学芸文庫)

 


フロイト

ジグムント・フロイト精神分析オリジネーター

    • 菊地はフロイディアンとしても有名であり日記などで頻繁に出てくる(2002年ごろは特に)。
      • スパンクハッピーの2ndアルバム『ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ』用に「フロイトと夜桜」という曲を作っている(アルバムの雰囲気に合わないとして翌年発売した菊地成孔feat.岩澤瞳名義で出したシングルに収録)。
    • 川原泉フロイト1/2』に出てくる。気のいいおっちゃんだけど。
    • ピンク・フロイドは関係ない(元ネタはピンク・アンダーソンとフロイド・カウンシル)。

自叙・精神分析 (みすずライブラリー)

自叙・精神分析 (みすずライブラリー)

普通の恋

普通の恋

フロイト1/2 (白泉社文庫)

フロイト1/2 (白泉社文庫)

おせっかい

おせっかい


バタイユ・・眼球譚

思想家/作家であるジョルジュ・バタイユの著書『眼球譚』のこと。

眼球譚(初稿) (河出文庫)

眼球譚(初稿) (河出文庫)


■前田がバタイユを佐竹にすすめた

佐竹の自伝に書いてあるらしい。

まっすぐに蹴る

まっすぐに蹴る


紙のプロレス・・kamipro

1991年に創刊されたプロレス誌。『紙のプロレス』、『紙のプロレス RADICAL』と名前を変え、現在は『kamipro』(出版社はワニマガジン社エンターブレイン)。PRIDEの提灯記事以外はおちゃらけおちょくりが満載で、遊び心のないひとは怒るかも。新日の取材もここ1、2年で解禁されたり、プロレスファン的にもまたおもしろくなってきてるんでは。


吉田豪

ライター。(→公式ブログ

元アイドル! (新潮文庫)

元アイドル! (新潮文庫)


掟ポルシェ

ロマンポルシェ。の説教する方。(→公式ブログ

男道コーチ屋稼業

男道コーチ屋稼業


■ゴン格

格闘技雑誌『ゴング格闘技(GONG KAKUTOGI)』のこと。(公式サイト

GONG(ゴング)格闘技2008年10月号

GONG(ゴング)格闘技2008年10月号


■書評の星座でとりあげられた

吉田豪のゴン格の連載「新★書評の星座」で『解凍』が取り上げられた。「惜しい。もう少し取材した方がいい」ということが書いてあったらしい。号数不明。情報求む。


■前田は2回告訴されている。2回目は女性

内田蹴撃事件だっけ。


■海賊男  

CSの番組『浅草キッドの海賊男』のこと。キッドは「前田と会って話をしたいから始めた」。


■SRS

1996〜2008年まで放送した格闘技番組『SRS』のこと。キッドは2002〜2008年まで司会をつとめた。(→公式サイト


■Hero's・・K-1・・PRIDE

2005年当時、日本最大の格闘技イベントの3つ。今はもうK-1しか残ってない。


David BowieHeroes

1977年発表『Heroes』に収録。

Heroes (Mlps)

Heroes (Mlps)


■(旧)Rings


村松友視『私、プロレスの味方です』

1980年発表。「アントニオ猪木は自分の過激すぎるプロレスを理論化した。そこに激怒した前田「やったことないひとの話を聞いてどうする。村松友視だけは許さない」。前田の存在を畏怖してやめたという所もあるはず。」博士は吉田の言葉を引きながら菊地を現代の村松友視と表現する。

私、プロレスの味方です (新風舎文庫)

私、プロレスの味方です (新風舎文庫)


■『Number』

1980年に創刊された雑誌『Sports Graphic Number』のこと。(公式サイト)この雑誌が出てからスポーツ評論の論調が変わった。


■女子便所事件

前田が何かの雑誌の編集捕まえて女子便所に閉じこめたんじゃなかったっけ。あとで調べる。


ナット・キング・コール&ヒズ・トリオ「ローラ」

初期のドラムレストリオ(ピアノ・ベース・ギター)らしいがどの録音かは不明。

LAURA

LAURA


■猪木vsブロディ

アントニオ猪木vsブルーザー・ブロディの試合のこと。


情熱大陸

毎週ひとりの人物にスポットを当て密着しその人物の本質に迫る30分番組。菊地は2005年7月3日に特集された。(→公式サイト)(→菊地成孔特集回


■アサ芸

徳間書店の発行する『週刊アサヒ芸能』のこと。(→公式サイト


竹中労

ルポライター。詳しくは「竹中労さんのページ」で。博士はビートたけしの前に影響された人物として挙げている。

決定版ルポライター事始 (ちくま文庫)

決定版ルポライター事始 (ちくま文庫)


ビートたけし

ビッグ3のひとり。

ビートたけしのオールナイトニッポン傑作選! (本人本)

ビートたけしのオールナイトニッポン傑作選! (本人本)


■たま

「さよなら人類」のひとたち。竹中労が晩年たまに肩入れし、彼らをBEATLESだと思ってしまったかは博士にもわからなかったらしい。

さんだる

さんだる


■本業

浅草キッド『本業』(2005年、ロッキングオン社)のこと。「タレント本人がタレントのことを書いているという点がコンセプチュアル」。2008年に文庫化された。

本業―タレント本50冊・怒涛の誉め殺し!

本業―タレント本50冊・怒涛の誉め殺し!

本業 (文春文庫)

本業 (文春文庫)


■インヴィテーションの後藤茂雄の連載

雑誌『invitation』(ぴあ)の連載「後藤繁雄TVピープル」のこと。(雑誌→公式サイト)(後藤茂雄→公式サイト


■永井明の引用

博士は『本業』(?)のなかでの引用を解読してほしいらしい。


前田日明はキャリアの初期に役者をやった

よく噛むし向いてなかった。


高田延彦・・・高田総統

プロレスラー。あるいは、PRIDEの元統括本部長で、『ハッスル』では高田総統というキャラを演じている。菊地らによると高田の演技がうまいのは「巨大な無意識=言語化されてないイメージがで大きい」からではないかという話が。

泣き虫 (幻冬舎文庫)

泣き虫 (幻冬舎文庫)


■病跡学(パドグラフィー)

著名人の精神分析し研究すること。


■糸井さんとか大槻ケンヂ

コピーライターの糸井重里と音楽家・文筆家の大槻ケンヂのこと。ふたり演技について「意識が見え隠れする。意識の波動が伝わってきてしまう」という話が出ていた。


■糸井さんの作曲家役で荻野目と組んでやったドラマ

1985年、TBS水曜ドラマスペシャル『糸井重里のたとえばこんなメロドラマ』のこと。「友人の愛人の世話を押しつけられた気のいい音楽家と、19歳の少女のオシャレでおかしい物語」らしい。(→参照


■トトロ

となりのトトロ』のこと。主人公の父親の声優は糸井重里

となりのトトロ [DVD]

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■どーんどーんどーんべたでーす

安田大サーカスのギャグ。


■Sun Ra & His Archestra / Lanquidity 『Lanquidity』

サン・ラ。太陽×2で神。本名ハーマン・ブラントさん。土星の方から来ました的な、ちょっとだけアレなジャズのひと。「Archestra」は「オーケストラ」ではなく、「アーケストラ」で「箱舟」という意味。

Lanquidity

Lanquidity


28:00

■『Takeshi's』

北野武監督、2005年発表。「芸人・ビートたけしと映画監督・北野武の間に揺れる器としての<タケシ>が、自我を探し苦悩する」映画ではなかったので注意。パンフに菊地が寄稿しているが、初稿で書いた内容がばっさりカットされてるらしい。

TAKESHIS' [DVD]

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和泉元彌のハッスル参戦とHG

11・3ハッスルマニア2005のこと。

ハッスルマニア2005 [DVD]

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K-1MAX

K-1の中量級ブランド。日本人を主役に据えやすく、人気も集まりやすい。(→公式サイト


■エンリオ・モリコーネ

→第27回で詳述


■ムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ

1966年にローマで結成された集団即興集団「Musica Elettronica Viva」のこと。

Musica Elettronica Viva 1967-2007

Musica Elettronica Viva 1967-2007


■ヌォーヴァ・コンソナンツァ

1964年にイタリアで結成された「作曲家による即興音楽」を目的とした集団「Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanza」(新しい共鳴の意)のこと。フランコエヴァンジェリスティを中心にエンリオ・モリコーネらが参加。モリコーネはトランペット奏者兼ボイス奏者として参加し、オンエアされた「Mirage」では歯をカチカチさせる音を披露している。
ヨーロッパを主とした世界的な現象として(日本も影響を受けている)、ある種の左翼運動の一環で、現代音楽とジャズがかけあわさったような集団アートのチームが群発的に出てきたという背景があった。イギリスでは、コーネリアス・カーデュー(Cornelius Cardew)は1966年にAMMを結成、1969年にScratch Orchestra(スクラッチ・オーケストラ)を結成した。Derek Baileyデレク・ベイリー)のMIC(ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー)(1968年?)もその流れ。イタリアとしてはアルテポベラ(貧しい芸術)という運動の一環で他には芸術でモノ派などがあった。

Nuova Consonanza

Nuova Consonanza


■『Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanza』

1970年発表。

Gruppo di Inprovvisazione Nuova Consonanza

Gruppo di Inprovvisazione Nuova Consonanza


夕陽のガンマン

1965年発表の映画。原題:Per qualche dollaro in piu。モリコーネの代表作。


布施明

歌手。代表曲に「君は薔薇より美しい」など。『仮面ライダー響鬼』の「少年よ」が発売週の売り上げが歌手人生で最も売れたらしい。


■プロレスは一生できる仕事〜

天龍源一郎は58歳、百田光雄は60歳で未だに現役。永源遙は60歳で引退した(現在はプロレスリング・ノア常務)が、キャリアの末期でもベルトに挑戦し続けた。


■秋山

格闘家の秋山成勲。その後HERO'S、そしてDREAMへ。色々あった。たぶんこれからも色々あるひと。擁護するわけじゃないけど、大晦日の三崎のアレは反則だと思う。ちなみに、このときのメール「秋山は勝つと思いますか?」に対して菊地は「負けると思います」と即答したが結果は圧勝だった。(→試合結果


ガオグライ

タイの格闘家、ガオグライ・ゲーンノラシンのこと。中量級なのにヘビー級でやってた。最近見ないなあ。


■西新宿の海賊盤

ぐぐると地図とか出てくる。


Miles Davis 『He Loved Him Madly Session』(ブート盤)


■菊地、銀座ソミドホールでソニーSACDのイベントでマイルスの音源をたくさんかける


■菊地、京都の大学で旋律論(メロドロジー)講義

「輪郭線=メロディにしか所有の欲望はわかないのではなぜか。音楽の内容と倫理のギャップについて」。翌年東京でも同じ講義を行う。


■村上問題ふたたび

村上ファンド→日本の村上姓は無責任である→村上ショージのドゥーン体制→村上隆村上龍は音読みだと同じだからバレないように貶せる→春樹は春樹でも角川春樹→佐藤春樹(元生活向上委員会)はのんびりしたトロンボーン吹き」


Max Roach

Percussion Bitter Sweet

Percussion Bitter Sweet


■Brother Ah / Love Piece feat. Max Roach 『Sound Awareness』

マックス・ローチがラップで参加。

Sound Awareness

Sound Awareness


■ヤッピー

エリートサラリーマンの昔の言い方。


ロハス

LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)のこと。お金持ちが地方でゆっくりするやつ。菊地は「ロハスはやめてロボットに」と言っていた「Lifestyle Of Baka On the Top・・最初からRじゃないから間違ってるけど」。


■ヨーヨーマ

「自己の国民性の問題とヨーロッパの音楽に悩みながら、名声を手に入れたら
突如ピアソラにはまった。あらゆる中南米の問題を腕力で突破し、残ったのはヨーヨーマのロマンチシズムのみというのがすごい」。


Yo-Yo Ma / Libertango 『Soul of the Tango: The Music of Astor Piazzolla』

Soul of the Tango: Music of Astor Piazzolla

Soul of the Tango: Music of Astor Piazzolla


パット・メセニー

アメリカ南部の香りがちょこっとだけ入ってるけど、ピアソラっぽくブラジルっぽく哀愁があって、ライヒとやったりする」。

Road to You

Road to You


■85年のNHK-FMで女性が司会の番組で、山下洋輔がゲスト出演し「本ばっかり売れて音楽を聴きに来るやつが少ない」と言った。


■本はアクセスが簡単だから手を出しやすい。CDは機械がリーディングするけど、本は自分がリーディングする。CDの場合、立ち読みにあたるのが視聴機。


■レコードの重量盤

この辺読むと色々書いてある。重い方が低い音が出るみたいな話もありますが眉唾な感じが。


■リディアン・クロマッティック・コンセプト

「ちょっとした思い付き+詐欺の体系。資本主義社会でいかに宗教的に儲けるかということの成功例と失敗例が重なってる」。


井上陽水の番組

井上陽水 空想ハイウェイ ActIVのこと。BS-2、2005年11月4日放送。菊地は「背中まで45分」を演奏したらしい。


■パーカーがヴァレーズに傾倒していた

チャーリー・パーカーエドガー・ヴァレーズに弟子入りしようとしたエピソード。「わたしはあなたの奴隷になります」と言ったという。「お食事も作ります。私を赤子のように扱ってください」とも。菊地は翌年『N響アワー』に出演した際もこの話をしていた。


■Charie Parker / Parker's Mood


Pharoah Sandersの『Pharoah』

1977年発表。Impulseとの契約が切れた後のアルバム。

Pharoah

Pharoah

予定

10月15日(土) 第29回分収録。この時期までは収録の日程がアナウンスされていた。
10月17日(月) 菊地成孔クインテットライブダブ@六本木スイートベジル
10月19日(火) 菊地、人間ドッグ大久保病院
10月22日(金) 菊地、東京国際映画祭(『大停電の夜に』)
10月22日(金) 大谷、「大谷能生フランス革命・第3回」。ゲストは岡田利規(チェルフィッチュ)。この模様は『大谷能生フランス革命』に完全収録されている。

大谷能生のフランス革命

大谷能生のフランス革命

1. Nat King Cole / Laura 『不明』
2. Sun Ra & His Archestra / Lanquidity 『Lanquidity』
3. Mirage / Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanza 『Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanza』
4. Miles Davis / 不明 『He Loved Him Madly Session』
5. Brother Ah / Love Piece feat. Max Roach 『Sound Awareness』
6. Yo-Yo Ma / Libertango 『Soul of the Tango: The Music of Astor Piazzolla』
7. Charie Parker / Parker's Mood 『不明』
8. Pharoah Sanders / 不明 『Pharoah』

参考文献・URL

WANTED!オンエア曲まとめサイト菊地成孔大谷能生
http://wantedcojp.web.fc2.com/wanted/kikuchi.html

その他いろんなところを見ました。個別には各項参照。引用(括弧書き)は断りのない限りラジオでの発言を元にしています。


まだ不十分なのでつっこみ・訂正・補完等あればおねがいします。