《THE UNIVERSE 月曜日》文字起こしvol.3:松尾潔×久保田利伸対談(2008年3月31日放送)vol.2 【シェリル・リン@ビルボード・ライヴ・東京(2008年3月17〜20日)】
KC「そういえば、この間はシェリル・リンのライブにご一緒しましたよね」
久「日本に帰ってきてビルボード東京、コットンクラブ、あの辺のスケジュールをマメにチェックしちゃったらさ、ほんとに忙しいね! 観に行かなきゃいけないものが多くて」
KC「その後にブルーノート(東京)のアル・マッケイ・オールスターズ(2008年3月19〜23日)、その後コットン(クラブ)にコン・ファンク・シャン(3月24日?)。これが1週間で体験できるって、東京はすごいことになってますよね」
久「世界中探してもないね! ニューヨークすら絶対ない。稀にロンドンだったらありそうな気がするけど、それ全部が車で10分(の距離)とかでしょ」
KC「お話に出てきた所で、シェリル・リンをお聴きいただきましょう。1982年、ルーサー・ヴァンドロスプロデュースの『インスタント・ラブ』からなんですが」
久「この前のアルバムにレイ・パーカー(・ジュニア)プロデュースの『イン・ザ・ナイト・ラブ』(81年)があって。やっぱり時代時代のプロデューサーと仕事してるんだよね」
KC「その時時のイケメン食っちゃってるみたいなもんですよね(笑)。それでは、アルバムの中ではそんなに目立つ存在ではなかったんだけども、ライブで聴いて良さを再認識した曲です、「ルック・ビフォーア・ユー・リープ」」
♪シェリル・リン「ルック・ビフォーア・ユー・リープ」
Cheryl Lynn - Look Before You Leap
KC「マイケル・センベルンのギターリフが印象的でしたね」
久「あ、今のマイケル・センベルンだったんだ。それは気づかなかったね。俺もね、もう何年も前だけど、彼とプロジェクトをやってて……その時は全然噛み合わなかったなあ……まあでも、いいギタリストですよ」
KC「ずっとギターを弾いてるとああいう風になっちゃうんですかね?(笑) そういえば、シェリル・リンのライブが終わった後、一緒にご挨拶しに行ったじゃないですか。そこに、我々のようなタイプの音楽好きからしたら神様のような存在の、ワーワー・ワトソンさんが居て」
久「感動したのは5秒ぐらいですかね?……ああ、でも難しいね、この話は(笑)。ワーワー!って感じでした(笑)」
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